2011年11月24日木曜日

ステキな勘違い

大阪府、自宅にて

遠い親戚から、秋の味覚が届きました。
「たえちゃん、ザクロ好きやったでしょう?」とのことで。

ずいぶんと何年もお会いしてないし、法事のときとかくらいしか会うこともなかった遠い親戚の方で、
そんな方がふと、わたしのことを思い出してくれてわざわざ収穫のおすそ分けを送ってくれて、
とてもじんわりうれしかったです。
祖母の弟の娘さんやったかな、たしか。あ、母さんのイトコということか。


ちなみに、わたし、ザクロ好きやと言うた覚えないし、今までそんな食べる機会なかったし、
何かと勘違いしてはるんやろうか?
昔あった祖母の家の庭になるイチジクが大好きで、小さい頃はひとりで食べまくってたけど、
それと勘違いしてはるんではないかと思われる。ザクロとイチジク、色似てるし。
あのイチジクの木、今はもう手入れする人いなくなって枯れちゃったんだな。
もう一回食べたいな。


なんにしろ、わたしがたぶん親戚の中ではかなり年下の部類やから、
みなさんがいつまでも子ども扱いしてくれると言うか、いつまでも孫のまんまでいれるというか。
ありがたいことです。


いつもは思い出すこともないけど、血がうっすらつながっているということで
愛や情が沸くというのは、不思議なものです、親戚って。

ほんでわたしという人間が、こんな汚れちまった悲しみであることなんて知る由もないだろうから、
親戚の方とか、さらに遡って先祖のこととか考え出すと、もっとシンプルに物事考えて、粛々と生きていかねばと思った。
そんな哲学的ザクロ。


ミカが暴れよるからピントあってないけど、ミカとザクロを撮っておいた。
ありがとうおばさん!
ザクロは酸っぱくて酸っぱくて、ただただ酸っぱくておいしかったよ!

お礼にお手紙と大阪のおいしいお菓子をお送りしようと思います。
大阪名物って少ないから難しいなあ。

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