聖なる書物

長崎県、福江島にて。

水の浦教会の窓辺に、聖書がポツリ。

近くに聖書の棚があったのだけれど
どうやら礼拝に集う人々には一人一冊聖書があって、それを本棚にしまって帰るみたい。
（忘れちゃうとイエスじゃなくてノーだからね☆）

それぞれの聖書にはお手製の布カバーがかけられてて
名前が書いてあるのだけれど
あまった布でこしらえたもんであろうから
サンリオの「ケロッピ」とか、えらく口元とんがった「ミッキー」もどきなキャラクターの
キルト素材の布とか使ってて、

「ああ･･･。ローカル線の駅の待合室とかにもあるよね･･･
誰かが座布団こしらえて置いてくれる感じ。
でも、あたし、人と‘布系の物’を共有するの嫌やから
あえて座布団をペッって横に置いて素で座ってしまうタイプなんだ･･･」

そんな気持ちになった昼下がりでした。